製品ラインナップ
病院レセコン
連動管理システム
レセプトと電子カルテを連動させ業務効率化と診察予約システム連動でストレスフリーに。
「レセプトコンピュータ(レセコン)」とは、診療報酬明細書(レセプト)を作成するコンピュータや専用のソフトウェアやシステムのことです。
レセプトはドイツ語で「レシート(領収書)」の意味です。
病院などの医療機関が患者の治療や診療に要した医療費のうち、患者が負担する分を除いた残りの金額は、会社や自治体の健康保険組合から「診療報酬」として支払われますが、診療報酬の請求にはレセプトの提出が必要です。
以前はレセプトも手書きで作成されていましたが、レセプトコンピュータの登場により作成にかかるコストが大幅に削減されました。
レセプトコンピュータの機能には、レセプト作成のほか、患者の診療内容や会計の記録、処方せんの発行機能といった受付業務全般にかかわるものから、クリニックの経営状態分析など病院やクリニックなど事業所の維持管理のための機能もそなわっています。
医療機関の種類別に「医科用」「歯科用」と薬局向けの「調剤用」の3種類があり、それぞれの特性に応じた内容になっています。
レセプトコンピュータと電子カルテとの違い
レセプトコンピュータのほかに、医療機関で利用するコンピュータシステムに「電子カルテ」があります。
よく知られているようにカルテは患者の診療記録で、患者の症状とそれに対する診断と治療内容や、症状や疾患の経過などを記入して治療に役立てるためのものです。
従来は紙に記録していたこのカルテを、コンピューターシステムを利用して電子媒体に記録したものが電子カルテです。
コンピュータを利用した電子カルテでは、カルテの保存・保管やデータ検索が容易になるという大きなメリットが生まれます。
カルテの内容をデータベースにして管理することができるので、紹介状や診断書を作成するコストを大幅に削減することができます。
また、患部のレントゲン写真やCT検査などの画像データなども併せて管理できるようになり、
他の医療機関と治療データを共有する場合も非常に簡便に行うことができるようになります。
厚生労働省が公表した2017年「医療施設調査」によると、2017年時点で電子カルテを導入している施設は病院・クリニックで40%強、
歯科医院では60%強にとどまっており、本格的な普及はまだこれからといえます。今後の電子カルテ導入で、さらなる業務の効率化や診療時間の短縮などの効果が期待されます。
診察券(ICカード等)連動
患者さんに発行する診察券とレセコンや電子カルテと連動することで、検索不要で速やかに患者情報を取り出せます。
また、次回予約との連動も可能で一連の事務作業をデジタル対応化でき、また、患者さんと情報を共有する事によりサービス向上にも繋がります。
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