Mifareカードのエンコードも承っております。
2019.01.18
いつもICカード.comをご利用いただきありがとうございます。
当社では、Mifareカードへの印刷・作成はもちろん、
オプションとして、Mifareカードへのエンコードも承っております。
Mifareエンコードとは
Mifare(マイフェア)カードは、
工場出荷時から固有のユニーク番号(UIDといいます)をICチップ内部に持っておりますが、
このユニーク番号とは別に、ICチップ内部に個別データを書き込むことを「エンコード」といいます。
社員証・IDカードなどの勤怠管理、入退室管理システムでは、
ユニーク番号「UID」を使用して(エンコードせずに)個人認証して運用されている場合が多いです。
当社規程の「エンコードフォーマット」へ記入してご支給頂けましたら
当社にてMifareカードへの印刷およびエンコードも承っております。
Mifareエンコードフォーマットについて
Mifare Standard 1Kカードの場合、画像のように、
16のセクターがそれぞれ4つのブロック(16byte)に分けられており、
エンコードする情報としては、16byte×3ブロック=48byte以下である必要があります。
(※画像では0~1しか写っていませんが、実際には0~15(16個)のセクタがございます。)
1~3番目のブロックは「ユーザーブロック」(ユーザー領域)として、ID番号などの個別データを格納します。
1ブロック16byte×合計47ブロックで、全体で約752byteまでのデータを書き込むことができます。
4番目のブロックは「セクタートレイラ」として、
メモリへのアクセス条件を定義するキーの設定をするブロックとして定義されています。
また、Mifare Standard 1Kはセクターが00から0Fで構成されておりますが、
00セクターはID(Manufactuer Data)が格納されているので、通常00セクターにはエンコードは行いません。
簡易的なエンコードではセクタ3を使用することが多いです。
各セクターはキーAとキーBと呼ばれる二つの鍵によってプロテクトされており、
各セクター及びブロック毎にアクセスコンディションの設定が可能です。
これらの設定によってセクター内のデータの保護などを実現することができます。
Mifareカードへの印刷料金、エンコード料金はこちら
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その他、MIFAREカードへのエンコードにつきまして、
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